今日は終戦の日、戦没者への追悼と世界の平和と繁栄をお祈りいたします。
68年前の夏の日、父は17歳松島の予科練で終戦を迎えました。あと半年戦争が続いていれば、、私もここにはいなかったでしょう。
父の生涯は働き詰めで苦しかったことのほうが多かったかもしれませんが、晩年は母親とのんびり年金暮らし、家庭では無口な父親でしたが、平凡が一番と口癖のように言っていました。
父との思い出の中で、私が小学校に上がった頃母親に叱られ夜まで意地を張り小さな家出をしました。
暗くなっても家に帰れず河原でぽつんと一人でいた時、後ろに大きな影が。すぐに父親だとわかったのですが、素直になれず逃げ出しました。その後暗い夜道をどこまでもどこまでも、知らない民家に隠れたり、草むらに逃げ込んだり、それでも大きな影は追いかけて来ました。しまいには笑いながら、、暗い夜道の鬼ごっこのようでした。いつまでもいつまでも追いかけてきてくれた鬼がいたおかげで、闇夜の恐怖も感じずにいたのを覚えています。最後には捕まり抱え上げられ肩の上で泣きじゃくりました。生前には言えずにいましたが父親の愛の中で安心がありました。
ありがとうございました。
初盆にも帰れずにいる馬鹿息子をお許し下さい。 合掌
終戦の日と上の西表島の節祭(シティ)の時の写真で次の世代に繋いで行くもの。のような課題で文章を書いてみようと思っていたのですが、父親との思い出話しになってしまいました。
それでもこうして父親のことを思うと愛あることのみが思い出されるのかなと、、
愛だけが残るのでしょうね。
最後はやはり愛ですね。
繋いでいくもの やはり愛ですね。
お父さん ありがとう 譲

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